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買取価格が高額になるものも！マオタイ酒とは
マオタイ酒(茅台酒)は、中国貴州省北西部仁懐市茅台鎮だけで造られている蒸留酒で、800年余りもの歴史をもつとされています。
コニャックブランデー、スコッチウィスキーと並ぶ世界三大蒸留酒の一つと称されており、中国が誇る特産品といえるでしょう。
日中国交正常化式典が催された1972年の宴席で、当時の首相 田中角栄氏と周恩来氏が乾杯で盃を交わしたのがマオタイ酒でした。
これがきっかけで、日本でも知名度が上がってきたようです。
こういった国賓や公の外交の席で広く使われているマオタイ酒ですが、その飲み口は濃厚かつ上品さを兼ね備えていると言われ、風味が舌に心地よく残るだけでなく飲みほした後のグラスでも芳香を放つほどであると言われているそうです。
いったいこのマオタイ酒の買取価格はどのくらいの評価になるのでしょうか。
買取価格が高額になるマオタイ酒の条件
買い取り実績のある業者によると、マオタイ酒は一般の酒類と異なり買取価格の目利きが出来る人がいないと非常に難しいお酒なのだそう。
高額で買取れる場合もあれば、買取価格すらつかない場合もあるのだそうです。
その基準については次のようなことが言われています。
【ラベルのマーク】
・サンフラワー：数十年以上前の古いマオタイ酒についています。
・五星：1980年代の商品に多く使用。新しいマオタイ酒にはついていません。
・天女：現在の商品についているマークですが、古い商品でも使われています。
【製造年代】
現在はキャップのフィルムに製造年代の記載がされています。
年代は古ければ古いほど買取価格は高くなる傾向はあります。
ある買取業者では50年物のマオタイ酒には100,000円の買取価格が付いています。
【アルコール度数】
マオタイ酒にはアルコール度数として38％の商品・43％の商品・53％・55％といった商品があり、いずれも買取の対象にはなります。
ただ、高額買取になるのは50％超えのアルコール度数の商品のようです。
50％超えのアルコール度数の場合、10,000円以上の声がかかりますが、38％や43％の商品は買取価格が5,000円以下になってしまうようです。
【内容量が表示通りか】
ラベルの右下に内容量の表示がされています。
たいてい、内容量は545mlや500mlなどが多いようです。
買取の場合ボトルをそのまま秤にかけて、大体950g以上あれば買取OKとしている業者もいます。
こんなマオタイ酒は買取価格がつかない
年代が古いほど希少性があり、買取価格で高額が期待出来るマオタイ酒ですが、保存状態によって次のような点でチェックされ、買取価格が付かない事もあるので注意が必要です。
【キャップを封印している帯が完全に切れている】
未開封のマオタイ酒であっても帯が完全に切れていると空瓶での買取となります。
片面だけが切れているのなら買取可能ですが、帯の全く切れていない商品よりは減額になります。
【リボンが無い】
あの赤いリボンがフタに巻かれているはずなのにリボンがなくなっているものについては買取をお断りされる可能性があります。
【内容量が減っている】
査定で瓶ごと秤で測った時に一定量以上あることで初めて正常な買取価格が付きます。
完全にに開封した商品は買い取り対象にしないという業者が多いのですが、開封しなくても保存状態で買取価格に大きな差が出てくるのがマオタイ酒なんですね。
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