捨て方を調べる前にチェック!古いお酒も買取できるケースがある
賞味期限の切れていないかつ未開封状態で保存された古いお酒は、買取できるケースがあります。たとえば、レミーマルタンやヘネシー、カミュといったブランデー、マッカランや山崎、響といったウィスキーが一例です。これらのお酒は年代物に人気が集まる傾向が存在し、想像以上の高値がつくことも珍しい事象ではありません。シャンパンの中では、ドンペリニヨンやモエエシャンドン、ヴーヴクリコ、ペリエジュエなどのビンテージ品は、高価買取対象です。多くの酒買取業者は、無料で査定に対応します。「10年も前のお酒は処分するしかない」と捨て方を調べる前に買取業者に持ち込みし、買取可否や買取価格を聞いてみてはいかがでしょうか。
買取できない古いお酒の正しい捨て方
「賞味期限が切れてしまった」「保存状態が著しく悪い」など、買取対象にならない古いお酒は、正しい捨て方に従って処分しましょう。古いお酒を捨てる際には、キッチンの流しやトイレに中身を捨て、中をきれいに洗ってから、市区町村指定の方法に従って空き瓶を処分します。キッチンの流しにお酒を流す際のポイントは、蛇口の水を出しながら行うことです。蛇口の水と混ぜて流すことにより、お酒の臭いが中和されて、ストレスを感じるリスクを回避できます。大量のお酒を捨てる際には複数回に分け、少量ずつ捨てる方法も良いでしょう。トイレに捨てる場合は換気扇を回しながら流し、お酒の臭いが残らないように工夫する方法をおすすめします。
買取できない古いお酒の捨て方の注意点
最後に、買取できない古いお酒の捨て方の注意点を2個紹介します。まず何より、お酒の入った状態のままゴミに出すことは避けてください。ウィスキーやワイン、シャンパンには大量のアルコールが含まれます。アルコールが蒸発し、空気やガスに触れるときに爆発すると、大変危険であるためです。次に、河川や海に流すことは避けてください。河川や海にお酒を流すと環境汚染の原因になりやすく、自然に優しい行為とはいえません。また、河川に流す場合も中身の入った状態で捨てた場合と同様に、爆発リスクを伴います。
お酒に限ったことではないものの、自分の出すゴミは正しい捨て方に従い、安全に処分することが大人としてのマナーです。2個の注意点を守り、古いお酒を適切に処分しましょう。
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